新卒でメルカリに入社した話

October 1, 2016


タイトルの通りです。16年卒の学部卒新卒として株式会社メルカリに入社しました。入社したのは今年の 4/1 なので半年前のことです。なぜ今頃になって入社エントリを書くのかというと、先日新しいメディア立ち上げにともなう記事一発目としてインタビューを受けたのですが、その記事が 10/3 に公開されるとのことで、他者に明らかにされるならばその前に自分から入社エントリを書こうと思ったことと、タイミング的にも今日という日はちょうどいいなと思ったからです。

tl;dr

  • 新卒でメルカリに入社しました
  • メルカリでは新卒採用もしているので興味があれば言ってください

メルカリという会社

メルカリが新卒採用を始めたのは今年からなので、僕は第一期新卒ということになります。最近ではとても有名なアプリ・会社になってきて、国内での勢いはもちろんのことアメリカでも急成長してきており、今後の動向にワクワクしつつ日々携わっております。

16 新卒は 6 人いて、今は 17/18 卒の新卒採用に向けて動いています。採用会食など、まずは話から聞いてみたいなという方がいましたら、僕経由で繋ぐことができるかもしれませんので興味があれば Twitter DM でもいいですし、コンタクトいただければなと思います。新卒・中途採用どちらでも OK ですし、時期に関しても関係ないと思います(次の新卒がこの時期に連絡しても問題ないのかという意味で)。

入社までの経緯

プログラミングといえるようなことは大学に入ってからはじめました。C 言語の開発環境 (bash on Linux) に慣れなかったことから、色々改善しようと .bashrc のカスタマイズにのめり込み、シェルスクリプトを覚えるようになりました。同時に Emacs に慣れずにエディタには Vim を使うようになり、同じく .vimrc のカスタマイズ (Vim script) にハマりました。夢中になって気づいたら朝ということも何度かあった気がします。

もともと、Windows を使っており、当時 AutoHotkey超低機能 2 画面ファイラの「あふw」 (敬意を込めて) のカスタマイズにハマっていたことから、Linux でのカスタマイズについても夢中になることは明白でした。これを機にと macOS (当時の表記で言う Mac OS X。途中から OS X) に乗り換えたことで、更にそれは加速したような気がします。しかし、シェルスクリプト力とエディタ力は上がれど、なかなか他の言語を集中して覚えることがなく、しばしば悩んでおりました。

今も当時もインターンが流行っていて、「強い意志もなく流行りにのってインターンに行くくらいなら、家や大学に篭って自分の好きなツールを作ったり OSS 活動をしていたほうがマシだ」((今となってはインターンに行かなかったことを少し後悔しています))と思っていた僕の GitHub / Qiita は、このとき大変活発でした。

そんな僕でも就職活動についてはせざるを得ないので、どうせなら自分のやり方でやろうと思い、大学で推奨されていた「マイナビ・リクナビ・研究室のコネ」は使わずに GitHub、Qiita を用いて行いました。自分の気になる・尊敬するエンジニアなどの Qiita 記事やブログ記事、GitHub の Bio からその会社を受けたり、Qiita Organization から興味を持った記事を書いているエンジニアのいる会社のウェブサイトを通して直接エントリしたりです。面接では必ず GitHub を見せ、「インターンは行ってないけどこれ作りましたよ」と言うことで、今まで作ってきたものベースで話を進めることができました。そのため就活は、自分の作ったものについてレビューをもらったり褒められたりして楽しかったな、という記憶しかないです。

そんなときに会社メルカリを知りました。メルカリでは GitHub 採用を行っており、GitHub の URL とメールアドレスだけで応募できました。いちユーザとしてフリマアプリ「メルカリ」を使っていて色々思いがあったことと、ベンチャー感あふれるところに魅力を感じ、応募から採用会食・面接まで行い入社を決めました。面接というより面談に近いような感じで、技術責任者と学生時代に触れた技術の話をしたり最近のアプリの話をしたりしました。そして 4/1 からメルカリにジョインしました。

終わりに

入社してからは主に JP チーム (日本のことを見るチーム; メルカリの大半のリソースは US に割いている) にいましたが、最近は SRE (Site Reliability Engineering) チームにてお世話になっております。このように、新卒であっても自由に立ち回れるところもなかなか楽しいポイントです。これからは、メルカリのエンジニアとして、加えて、引き続き大切にしている OSS 活動に精進していくつもりです。よろしくお願いします。