運営として VimConf 2016 に参加してきた

November 6, 2016


と、仰々しいタイトルにしましたが、株式会社ミクシィさんにて行われた VimConf 2016 の参加レポートです。自分は一般参加者としてではなく、一部運営に携わったのでその点について主に書ければなと思います。

tl;dr

  • VimConf 2016 のまとめ役として参加しました
  • スライドの感想や資料については他の方のレポートを見てください
  • 「ババロットさん、アイコン変えた方がいいよ」

まとめ役として参画した背景

ある日突然、社内 Slack の個人チャンネル (分報的なアレ) にてこんなポストが投げられました (リンクだけ)。

[https://github.com/vim-jp/vimconf/issues/106:title]

二つ返事で参加レスをしたわけですが、これはノリで運営やってみました、とかでは全くないです。日々、Vim を使い vim-jp やその界隈の人たちのプラグインなどを使ったりし感謝していくうちに、いつかコミュニティに携わりたい・還元したいという気持ちが芽生えていたためです。たまたまこの煽りポストがいい後押しとなり、運営への参画を踏み出すきっかけになったのでした。

ひとり KPT

まとめ役という肩書きで参加したわけですが、色々振り返ってみるとやり残したことや課題感、続けたいことなどが見えたのでまとめてみます。

  • KEEP
    • VimConf 2017 への参画
      • せっかく自分の中に溜まったノウハウをここで途絶えさせるのは勿体無いので、次回も何らかの形で携わりたい。貢献し続けることも大切
    • 参加率の良さ
      • 9 割近くの参加率、総勢約 120 名での VimConf は初のこと。募集開始を遅らせたりなどの工夫があった。果たしてこれが功を奏したかは来年も試してテストしてみないとだけど
    • ケータリングの量
      • 多すぎず少なすぎずで懇親会終わる頃にちょうど綺麗になくなった感。廃棄もほとんどなかったんじゃないかな。ここは自分ががっつり噛んでいたところなので見事な新卒力を発揮できた
    • 交流が活発に見えた
      • 誰とも話せない、という人はいなかった気がします。それとドリンク島がドリンクを求めた立ち寄った人との交流の場になっていたのは良かった
  • PROBLEM
    • コミットが足りなかった
      • TRY: 忙し月と準備が被った。次回も参加することで乗り越えていきたいところ
    • 意外とバタバタ@懇親会準備1
      • TRY: 各種業者に当日リマインダを掛けられたのはよかった。ただ、一部到着連絡をもらえず開場まで運ばれたのには焦った (受付に人がいて気づいてくれた. いなかったらと思う図ちょっとゾッとする)。
    • 意外とバタバタ@懇親会準備2
      • TRY: 皿や紙コップ、醤油や小皿のデプロイに手間取った。これは前々からその準備が必要だなって思った。発表中にごそごそするわけにもいかないだろうし。

印象に残ったこと

謝られました。いえいえ、そんなそんな、という感じではあるのですが、どうやら僕の印象は「物言いがはっきりしているガタイの良い中年オッサンエンジニア」で独り歩きしているらしく、以前書いた入社エントリメルカリの情報発信メディアのはてブにて「新卒じゃないだろ」の類のブクマが目立っていました。今回のカンファレンスは、イメージの払拭にも努めることができたのかなと、違う側面からの参加メリットが見えました (全くの私事ですがw)。

P.S. @KoRoN (a.k.a. @kaoriya) さんからもガチトーンで「絶対アイコン変えたほうが良いよw」と言われたのは激しく面白かったです。でもおかげさまで、勝手にギャップが発生する今のアイコン、意外と良いのでは?と思えるようになりました((あまり自分のアイコン気に入っておらず変えたいが中々変えられずにいた))。

終わりに

楽しかったです。これに尽きます。自分の好きな話 (Vim) について同じ気持ちを持った他の人と話せるのはとても楽しいです。発表に関しても、毎年ワクワクさせられるし、拝聴後はライバル心にも似たやる気が湧いて「なんか作りたい」と思いさせられます。

開催サイドからみた VimConf も非常に良かったです。実は僕は VimConf 2014 の一般参加者 (学生) なので 2 年ぶり 2 回目の参加でした。当時は学生でわざわざこのために飛行機を用いて VimConf に訪れたことを思うと、東京で勉強会に気軽に参加してしかも開催サイドに立てるのは本当に喜ばしいことだと思いました。

次回、一般参加者か登壇者か、運営かは分かりませんが、おそらくあの開場にいると思います。そのとき、またみなさんとお話したいです。